穴 2

でも・・・でも・・・
義母との関係は 最悪。

二世帯といっても 玄関は一緒。
出かける時などは 声をかけて 出かけてた。
でも 一階の義母の部屋に行く扉は 閉ざされたまま。

同じ家に住んでいながら 顔を合わすこともなく
一週間過ぎた。私は 物凄くいずらかった。
子供も一階 二階を行き来 してたけど 義母の
つっけんどんな態度で 下に行かなくなった。

かなり怒ってるみたいだ。

実家の親に電話で もしかしたら 家出るかもしれないことを
話した。すごく驚いて 心配しだした。
家を出るとしても お金もすごくかかる。
今なら 家賃もいらない。一人っ子の旦那さん。
もし 今出たら ほんとうにこのまま 音沙汰なしに
なるかもしれない。
わたしのせいで こんなことになってしまった。
私が 泣かなかったら こんなことにならなかったのだ。

この間まで 仲良くしてたのに わたしのせいだ・・・と
思うと もう限界。

義母の部屋にいって 謝った。
義母は 私が謝っても 機嫌をすぐ治してくれなかった。
ぶす〜 としたままだった。
何回も何回も 謝った。義父にも謝った。義父は優しいから
すぐ 機嫌を直してくれたけど・・・

それから 私はいつもと同じように 出かけるときは いってきます。
と返事がなくても 普通に接した。
一ヶ月位したら 義母もやっと普通に接してくれた。

義母を怒らせると ほんと怖い!汗
それは 今もだよ・・笑

この事件があってから 旦那さんが 寝たきりになっても
お世話しようと思った。
守ってくれたと思った。ほんとに 嬉しかったから。

彼はこのこと 覚えてるかな?

鬼束 ちひろの「月光」を聞くと この事件を想いだす。