田舎

ほんと 田舎ってうざい。

私は 田舎育ちなので 早くこの土地から出たいと思ってた。
だって もうプライバシーが ないというか ずけずけ 
人の心に土足で入ってくるというか・・・

どこそこの 誰々が 何処に勤めてるとか どこの
大学にいったとか・・
あっとうまに 広がる。

また 近所にうるさいのがいる。
私と幼馴染の二人。

1人は 1人っこ。金持ちの娘。
もう1人は 3人姉妹の長女
そして 次女の私。

私は3人姉妹の長女の子と仲良しだった。
小学校の時は 2年生まで分校に通ってたのだが
金持ち娘は 最初から本校。

中学校も私達は同じクラブに入った。

でも 急に三姉妹の長女の子が 高校を私学受験した。
近くに公立高校があるから そこに行くものだと
思ってたのに。
で 金持ち一人っ子の子も同じ私学受験をして
失敗した。
結局そのこは 近所の公立高校に行くことになり
私と通うことになった。

小さいときは 意地悪だったけど 年齢とともに
普通になり? 高校のときは おとなしい部類だった。

クラス同じだったけど グループがぜんぜん違ったので
朝だけ 一緒に通ってた。途中から別々だけど。

時が流れて 私が一番に結婚した。
姉が21歳 私は22歳で結婚。

成熟してるだの 男好きだの まあ 適当に噂は 流れてた
みたいだけど〜。

田舎なので 養子を取るっていうのが 普通だった。
だから 姉は養子をとった。
一人娘は 色々もめて マスオさんが来た。

三姉妹長女宅は みんな嫁に いった。

付き合いは 子供が小さいときは お盆に帰って あったりしてた。
よく 一人っ子娘のおうちに お邪魔してた。

三姉妹 長女は 自分のことをあまり話したがりないので
付き合いにくくなった。

時が流れて 一人っ子娘が 家から(田舎)から 出て行った。
こんな 田舎では住まれないと 暴言を色々吐いて・・

一人っ子娘の旦那さんは 大阪大学の準教だった。
学歴はあるのだが 愛想が ほんとにない。挨拶もしない。
付き合いもしない。
勿論 田舎では浮くのだ。

そんなこともあり 出て行った。

また 月日が流れ この春 戻ってきた。