こわ〜いな

息子ちゃんから メールがあった。

あやつから メールがくるなんて ろくなことが今までない!

それが 今回は 違った。
嬉しいメールでは なかった。
それ 読んで ほんと こわい! と思った。

 同じマンションの一階で 硫化水素を使った騒ぎがあったのだ。
自殺するときに 使われる一時期 流行った薬剤だ。
それで 消防署やパトカー 救急車が来て 大騒ぎになったらしい。

消防署の人から 避難するようにと勧告されて 寒い中 外で1時間半
待ってたらしい。

それで これがもし ニュースになったら 夜中に電話でもしてこられる
だろうからと 大丈夫やから心配しないようにとのメールだった。

で びっくりして 早速電話。

詳細はわからないらしいけど 怖いな。

しかし  彼は 冷静だった。
消防署や パトカーが来たときに まず 火事かな?と思った
らしいけど 煙もあがってないし まず
避難するようにと消防がいうだろうに それがなかったので
まず 火事ではないだろうと思ったらしい。

それで 次にその硫酸化水素を疑ったらしい。
それなら 上に上がってくることはないとふみ
もしかしたら 避難しろといわれるかもしれないと思い
貴重品などを カバンにいれて 暖かい格好をして 待機してたら
案の定 避難勧告。

お陰で 寒くなかったわ!だって・・

あんたは すごいわ!

 
しかし 今回の事件で自分の冷たい性格を見てしまった。
自殺するなら 人を巻き込むのは やめて欲しいと
思ったこと。

苦しかったのだろうなあ〜。親御さんは どんなに悲しいのだろう。
と今までなら そう思えた。
でも 今回は そう考えなかった。

息子の学校の子で 自殺した子がいた。
顔も名前も何もしらない。ただ 同じ学校の子。
それだけで 泣けて 泣けて 仕方なかった。
どれだけ悩んのだろう?苦しかったのだろう?

親御さんは 子供がそこまで追い詰められてることに
気がつかなかったことに 悔やまれ 
先に先立たたれたことに どれほど悲しまれてるのだろう?
そして ずっと ずっと後悔の日々を送られて 自分に
十字架を背負わせて 生きられるのだろうな〜と

考えただけで 泣けて仕方なかった。

だのに 今回は そんな気持ちになれず。
自分勝ってなのだな。わたしって・・・