私の病院 2

「こういうのが あるんですが」

と見せてくださったのは ある病院である一型患者の人
対象の集まりだ
昼食の前に 自己血糖を測り それを踏まえ インシュリン
量を決めて また何時間後かに測る  

お弁当が出て それにあわせてインシュリンを打つみたいなのだが
これは カーボカウントに興味があり きちんと自己管理できて
理解力のある人対象で ほんとうなら もっと大体的にお知らせ
したいのだが それは どうかなと思って これに参加できる人
だと思った人だけに 私の方から 個人的に患者さん一人ひとりに
お知らせしてる   と言われた

私が 前 その病院で 一型の方 対象の集まりを すっぱり
断ったのを 覚えていたのだろうか
すごく 私には ぴったりな企画だといわれて ぐいぐい 薦められた

○○さんは 孤軍奮闘されてるから
同じ境遇な人と 交流して 悩み相談したり共有したりしたら
いいんじゃないですか?

と言われた

そっか そういう風に見えたのか
ネットで自分と同じ病気の人のブログなどを拝見して
力もらったり参考にさせてもらったりしてるけど
実際に 会おうとは 思わない

いや   思ったけど 汗

ただ   自分から あえて病気の会なんかに入って
癒されたいとは思わない

結局は この病気は 自分が主治医になって自分で管理しないと
いけないし

今まで孤独だ・・ 自分の気持ちをわかって欲しい
誰かと悩みを共有したいと 思ったことがないからかな

誰にも知られていないことで 嫌な思いをしたことがない
だから このまま ずっと知られないように生きて行きたいと
思ってるけど

先生が ほんとに 強く強く勧められてきたので 断れなかった
次回の診察まで考えて置いてくださいね と言われた

躊躇してる私に 「?」マークの先生

理由をまた 聞かれ
「知ってる人に 会いたくないからです。」

「でも もし 知ってる人が いても その人は一型に対して
すごく理解ある人じゃないですか?」

「でも」

そこで  私の細かな感情を言葉に伝えることが出来ないと
思って 黙ってしまった

私の中で 理解があろうが なかろうが 知られたくないのだ
理解あるから 知られてもいいのではない

知り合い本人が 一型ならまだしも 家族も参加できるので
家族として 参加されるかもしれない