静かなる決戦

奨学金のことで 義父の印鑑証明と自筆サインがいるので 義母宅に

まあ いつかは いかないとね
こういうことがないと いけないしね

何事も無かったように チャイムを押して 旦那さんは はいっていった
そのあとを 何事もなかったように ついていく

旦那さんは いつものように 挨拶もしなくて いきなり本題
「印鑑証明証がいるから もらえる? はんこも押して欲しいとこあるし」

ときりだした

私は 後ろで
「こんにちは!」と笑顔で 挨拶

義母は それにたいして 答えない
・・・・旦那さんの 言葉に夢中だ

「○○ちゃんは?娘」と義母

娘がくると思ったようだ
そうだろうな〜

ワンクッション つれてくると思うよな 笑

残念ながら 娘は熱でダウン中

書類に 捺印や自筆サインなどをしてもらい 印鑑証明書をもらう登録書をもらい
旦那さんが 帰ると告げる

いつもなら もう帰るん? なんで?

等と すぐ帰ろうとするのを 嫌がるのに 今日はノーリアクション

そして 大きな道路に出るのに 大変だからと手押しの信号を押してくれるのだが
今日は それも なかった

やっぱり なんか いつもと違う

怒ってるそぶりは みせなかったけど 怒ったのは わかった
義父が きっと 義母に色々いったのだと 思う

ただ 私は ちょっとだけ 希望を持ってた

「ごめんね。嫌な思いさせて]

と謝ってくれるかもしれないという希望

それは やっぱり なかった
ないだろうと 思ってても ちょっと がっかりだった