電話してみたら

次の日 旦那さんは 仕事で 昼から出かけた

どんな様子なのか 息子にメールしてみた
電話していい?とメールをしてみたけど 音沙汰なし

午後にもう一度メールすると すぐ電話がかかった

とりあえず 就活 ご苦労様!
とねぎらった

すると 意外に まだ すんだわけではないけど・・・
もう 終わりたい・・・しんどいとう感じだった

金曜日にその企業の面接があって 土曜日に内定をいただいたみたいだけど
彼的にも その企業が業績がよくないということは わかってるようだ
でも 面接で社長なんかと話をしてたみたいだけど 研究は楽しそうみたいだ

でも・・・でも・・
彼も そこに行きたくて仕方ないとは思ってないようだ

福利厚生はいいと思うようだが 母も・・・

やはり 業績がよくないので 倒産したらどうしようともいってた

でも もう就活に使える休みがないねん  といったり
このまま 就活続けても 大手に受かる気がしないという
さんざん 落とされたのだろう

自分は 大手企業の集団面接に向かないと思う
個人的には いいねんけど  って

それに もうみんな 決まってるから研究の発表をどうしようかと
なってて 研究もしていかないといけないし・・・とも

就職浪人してもいいことや 博士課程にいってもいいことを
伝えるけど どちらも 考えてないようだ

就職浪人してもなあ・・・・という
研究室には メーカーから推薦でいける企業がある

まだ 就活の始まってない時期に その話がくるので誰もそこに
飛びつかないけど もったいない話だ
就職浪人して 推薦のもらえないの?  というが
くれるわけがない  という
現役に行くに決まってるって。。。

そっか・・
博士課程は?  というが 残ってまで 研究したくない そこまで興味ないという

そりゃあ ダメだな

父は公務員を薦めるが 本人は また公務員の勉強してまで 公務員になりたいとは
思ってないようだ

彼女がいるので とりあえず 同じように就職したいのだろう

彼女は なんかいってた?というと 東京にきてくれて うれしい って
いってたらしいけど・・
どうせ わかれるだろう

彼女は 特別できるわけではないのに 推薦で大手も大手に決まってる
あっというまに 一千万以上の収入になる同じ会社の男を捕まえるだろう

なんたって 息子の会社は 給料がいまいちだからね

息子も そこに行くといいながら 彼なりに悩んでるようだった

そこが ある意味 腹ただしい と思えた
そこに 行きたい
そこで 研究がしたい

と彼が思っているなら 心から応援したかったのに
なんだか しんどいとか 休みがなくなるとか

お前な・・・一生の問題だろう・・・とカツを入れたかったけど
彼は 彼なりに 悩んでる

旦那を迎えにいかないといけないので もうちょっと悩んどき  といって
電話を切ろうとしたが

返事は 月曜日だという
時間がないから 悩まれへん  という

そっか・・・

悩む時間を与えてもらえないのだな

きっと この会社も蹴ってしまったら どこもいけなくなるという恐怖もるのだろう

まだ 大手にいくには 方法はあるようだ
秋募集に申し込む というて

でも 彼はもう大手に受かる自信をこてんぱんに打ちひしがれてる
自信がないのだろう
それが 態度に出てしまうのだろう

彼の悩みは 大きい
自分の一生を左右する

結局は 見守るしかない

旦那は だから医学部に行っとけばよかったのに
とか
教職とれっていったのに  とかっていうけど

今更 
そこまで 戻って 怒っても・・・

いうことちっともきかないとか・・・

子どもなんて 親の思うようにはいかないよ  ほんと

そして 彼は奨学金を返却してあげようと思ってたようだけど
もう しらん  といってた

はああ・・・・ 仕方ないよ
息子も しんどいのだから
どうにもこうにも ならないのだから

一番 いい方法って 何かわからない