病気の思い

IDDM 一型糖尿病のブログがすごく増えたと思う

私がネットをしだした12年ほど前は まだIDDMの人の
ブログはそんなに多くはなかった

今は ほんとに多くて・・・
こんなたくさん IDDMの人がいるんだと びっくりしてしまう
10万人に一人か二人 と言われてるけど 実はもっと多いんでないの?
という錯覚に陥る

私はIDDMと言われながら 一日一回だけのインスリン注射だった
おかしいなあ〜 と思いつつ 自分は少し自分でインスリンを出してるので
みんなとは 違うのだろうと思っていた

IDDMの人のブログにいっても なかなか書き込むことができなくて
読み逃げばかりしていたけど 意を決して 書き込みをしたサイトが
あった

その人はもう長いIDDM患者で 医療関係の仕事に携わってる人だった
だから 自分の悩みなんかも聞いてくださるだろうという思いがあり
かきこみをしたのだけど・・・・

その人は 私がIDDMなのに 一回打ちっていうのが どうも
気に入らなかったようで 一回打ちならIDDMではないはずだ!と
コメントが来た

あなたは 仲間ではない  と言われたようで ショックだった
病院で ほんとにIDDMなのかといって 検査を別々の日に
二回してもらった

けど やはりあなたはIDDMですといわれた

結局 ヘモの値しかみてない先生は かなり悪い値でなかった
私に4回の注射を薦めなかった

私もあえて 4回注射したいとは いわなかった

そのブログ主は もう30年以上のベテランさんなのだが
毎回病院にいった日のブログに

「今回も あなたはいつも優秀ですねといわれた」
と書いている
毎回毎回 書いてある

私は 4回うちになってから やっと正常値にはいることができた
やはり一回打ちの時は 食事をあまり取っていなかったのに
いつも 正常範囲からは遠い値だった

でも正常範囲にはいって それも今まで観たことない4.9という
値に 嬉しくて その人のブログに投稿した

すると彼女は 低すぎる
私は そこまで低くしない 
自分の値くらいが ちょうどいい  というような
書き込みをしていた

こいつ・・・・・・・・・嫌い

それから彼女のブログには顔をだしてない
閑古鳥が鳴いてるけど ずっと彼女は書き続けてる

共通の友達のところに彼女の書き込みがあった
そこに書き込みをしている人に対して書き込み
だった

その人は とりあえず頑張ります  と最後に書いていた

その言葉は 私は嫌いです って彼女は書いていた
何を頑張るのか 明白にしろ みたいな書き方だった

そんなの そこで表明しないといけないことか?
自分で納得して 自分なりに頑張ったらいいじゃん
いろんな頑張るがあるじゃん
説明して表明して 頑張るとか書かないとなぜ いけない
 頑張ると書いて なぜ批判されないいけないの

てめえ〜〜〜〜〜 うぜ〜^^^^

いろんな人がいる
言葉って ほんとに 怖い

娘がもうすぐ20歳
大きくなったもんだ

息子が20歳の時 ふっと・・・
ほんとに ふっと 自分の20歳の時のことを 思い出した

20歳の時・・・
あああ・・・・・・・病気がわかったんだよな

そっか・・・・・こんな歳から 病気になったんだああ・・・
こんな若い時になって 受け入れたんだ
病気を・・・・

って思ったら 突然泣けた

20歳の時の自分が 可哀そうで・・・・・泣けた

どんなに 辛かったんだろう
絶望的な気持ちになったんだろう
どうやって 受け入れたんだろう

いろんな思いがかけめくった

そのころの思いが あまり思い出せない
辛かったんだ思うけど 辛くてつらくて泣き続けたとかっていう
記憶がないのだ

病院の布団の中で 泣いてた記憶がある
夜 さみしく暗い病院 し〜んとしてる病院
なぜ 病気になったんだろう
という気持ち

なぜ?わたしがなぜ? という気持ちはあまりなかった気がする

今 若い子がなったと聞くと すごくつらいだろうなあ とまず
心配になる
受け入れるまでの過程
不安な将来をどう受け入れるのだろうと・・・・

そして 親御さんがどれだけ心痛めているだろうと思う
今 子供を持って 子供がつらいことは 親もつらい気持ちになるから
親もきっと 子供と同じく いや 子供以上につらいだろうと思う

たんたんと 毎日が流れ たんたんと毎日注射を打つ
死ぬまで・・・・・

受け入れたのは いつだろう